続おもいでの夏

じじいの日記みたいなもんです

味のわかる人ってそうそうは、、、

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「宿につくなり宴会が始まったんじゃが 出てきた魚がどれもマズうてのう ワシゃひとくち食うただけで後はいっさい箸をつけなんだ。それを隣の男はうまいうまいと喜んで食いよる。あんた どこから来たんぞ と訊いたら松山やと。やっぱりのう うまい魚を知らんから なにを食っても、、、、、以下略」と常連さん。

 

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当地のサカナがうまいのは確かですが こういう話は昔から語り継がれてきたんです。

二十年ほど前にほら吹きで知られた知人からも聞かされたことがあります。

「こんな魚が食えるかと突き返したら料理人がとんで来てのう。お客さん そんなにマズかったですか どちらの人ですか というから わしか わしは今治の人間や と言うた途端に おみそれしました! いや あそこの魚を食べ慣れている人ならそれはもう とその場に平伏したぞ」 いくらなんでもこれは作り話かと。当地には泥棒だけでなく嘘つきも多いんです。

 

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