続おもいでの夏

じじいの日記みたいなもんです

たぶん死ぬまで草刈り

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ひまな時間帯にテラスまわりの手入れをしていたら 年配のご婦人客たちから「ごくろうさまです。景色がよく見えるように立ち木をどれも低く切っているのですね」と声を掛けられました。「それもありますが そろそろ高いところが危ない年齢になってきましたのでね。脚立なんかを使わなくて済むように手の届くところで切っているんです どうせどれも雑木ですから」「うちも先日のこと 伸びすぎた木を業者を雇って切ってもらったんですのよ」「昔から庭の木は家より高くしてはいけないと言われてますからねえ」「そうそう 松葉なんかが雨樋に詰まったりしますものね」 こういうのを大人の会話という。

 

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