亡くなった義父は私どもが料理屋を継がないと知ると 六十歳でさっさと引退 廃業した
それはそうと いつだったか私の店にやって来た地元客らしい人たちが「この近くに料理屋があったろうが」「おう あったあった」「まだやりよるんか」「いや もうツブれたぞ」「あそこは高かったけんのう」 こちらが血縁者と知らないみたいで 好きなことを言い合っていました。べつに借金で首が回らなくなったのでも 土地や屋敷を取り上げられたわけでもないのに 世間の噂話というのは こうやって作られるのでしょうね。一同 平穏に暮らしておりますよ。
☟ 何十年もまえの記事です
☟ 恐れ多いのですが